「どれにも当てはまる」「どれか分からない」という状態
実際のご相談は、きれいに一つの枠に収まりません。ご自身は海外在住で、親御さんは外国籍のまま日本で暮らしている、というように複数の状況が重なっているご家族の方がむしろ多数派です。ページはあくまで入口の目安ですので、近いと感じたところから読んでいただければ十分です。支援の中身は、枠ではなくご家族の実際の状況に合わせて組み立てます。
迷いやすい分かれ目を一つだけ挙げると、「距離」と「決定」のどちらが主な課題か、という点です。離れていて日々の様子が見えないことが課題なら、遠距離のご家族向けのページが近道です。情報はあるが、家族の中で誰がどう決めるかで止まっているなら、介護の意思決定を担う方向けのページが役に立ちます。どちらのページも、読むだけで使えるチェックポイントを置いています。
状況が重なっている例
ご相談の入口でよくお聞きする組み合わせです。
- 海外在住の子ども世代と、日本で一人暮らしの親御さん。日々の様子が見えず、帰国のたびに宿題が積み上がっていく
- 日本人の配偶者を亡くした外国籍の方。日本語の手続きを支えていた人がいなくなり、暮らしの調整が止まっている
- 海外で暮らしてきたご夫婦が、年齢を機に日本へ戻ることを検討中。介護と住まいと手続きが同時に動き出している
- 日本で長く働いてきた外国籍の方の介護が始まり、ご家族は英語が中心。制度の説明と事業者とのやり取りが課題になっている
どの組み合わせでも、最初にやることは変わりません。状況を1枚に整理し、確認する順番を決め、誰が何を担当するかを家族で共有する。入口のページが違っても、この土台づくりから一緒に始めます。
「まだ早いかもしれない」段階のご相談
介護がまだ始まっていない。ご本人は何も知らない。家族の意見がまとまっていない。この状態でのご相談は、まったく問題ありません。平時のうちに連絡網と確認ごとを整えておく方が、いざというときに選べる選択肢は多く残ります。初回相談は無料で、相談したからといって契約をお勧めすることはありません。
どの入口からでも同じ、最初の流れ
無料の初回相談(30分)で状況と急ぎ具合をお聞きし、確認することの一覧と順番を整理します。そのうえで、必要な支援の範囲・期間・費用を文書でご提案し、ご納得いただいてから開始します。進め方の詳細はご相談の流れに、支援の中身はサービス一覧にまとめています。実際にどう進むかのイメージは、事例紹介を読んでいただくのが早いはずです。
支援で大切にしていること
- ご本人の意思を置き去りにしないこと。家族の都合だけで進む計画は、あとで止まります
- 特定の施設・事業者の側に立たないこと。紹介料を受け取らず、ご家族の側から比較します
- 専門職の領域を侵さないこと。医療・法律・税務の判断は、資格を持つ専門家におつなぎします
対応の前提
日本語と英語に対応します。ご相談と打ち合わせはオンラインで行えます。訪問や同行などの対面支援は神奈川県を中心に、その他の地域は内容に応じて、地域のケアマネジャーや事業者と連携できるかを個別に確認します。
また、医療機関・介護事業者・士業など、業務のなかで外国籍の方や海外在住家族の対応に関わる専門職の方は、提携をご検討の方向けページをご覧ください。連携の形と進め方をまとめています。

